
SNSの発展により、今や誰でも様々なものを容易に販売できるようになりました。
消費者にとっては色々なものに出会えるというメリットがある反面、販売者のプロとアマチュアの垣根が見えにくくなったことで、信頼できるプロの販売者を見分けにくくなり、正確な情報提供やアフターサービスを十分に受けることが難しくなったという問題が起きています。
そこで、購入者に対し、的確な説明とサポートができる植物の専門家「本質的なプロフェッショナル」が集まり、2016年、植物販売イベントとしてOn the Plantsは始まりました。

「On the ~」
「~の上に、~の上で」といった、場所や物体の上にあることや、特定の状況などを表す意味があります。
私たちは、ここに特定のジャンルに捕らわれない総合的な植物の集いの場という意味を込めてOn the Plantsとしました。

On the Plantsは現在、植物部門として「オンプラNurseries(ナーサリーズ)」、クラフト・アート部門として「オンプラCreaters(クリエイターズ)」、生体部門として「オンプラBreeders(ブリーダーズ)」の3つの部門が集まった複合イベントとして発展しています。
今般、植物、アートクラフト、爬虫類等生体と、
どれをとっても海外から輸入されたものが販売されていることが多く、
輸入頼りになりすぎている事に疑問を感じています。
SNS等の発展により、誰でも比較的容易に輸入ができるようになったため、
日本に存在しないものを容易に手に入れることが出来るようになりましたが、
動植物に関しては、動植物の自生地において過剰な採取がなされ、
特定の動植物の減少に拍車をかけてしまうことになりかねないと危機感を感じています。
現に、ワシントン条約(CITES)の附属書は2~3年ごとに改正されていますが、
附属書に記載される保護対象動植物は、増加の一方を辿っています。
動植物が好きだからこそ、自生地の動植物に憧れ、それらを追い求め、手にする楽しみはありますが、
一方で、人為的に自然動植物の減少に拍車をかけるようなことがあってはならず、
自然動植物の存続についても考えなければならないと思っています。
On the Plantsは、自生地の動植物だけでなく、
国内において生産、繁殖された動植物の品質の良さと楽しさも伝えていきたく、
こだわりと責任を持って生産、繁殖している生産者とブリーダーを厳選し、
それら専門家達により生産、繁殖された国産の良さをお客様に伝えていきたい、
そんな想いから生産者に特化したイベントとしました。
専門性を持つプロフェッショナルが手掛けているMade in Japanだからこその質の良さと、
熱意、経験に基づく知識、お客様に的確な説明とサポートができる専門家で構成されていることが
On the Plantsのこだわりでありプライドです。

植物界は多種多様で、それら全てを熟知している万能な人は存在しません。On the Plantsは、園芸の幅広いジャンルを網羅できるよう、それぞれの分野に精通した専門家で構成しています。
出店者である園芸家は、「植物が好き」という熱意から生産者となっているので、初心者の方からマニアの方に至るまで、すべての方を満足させられる会話の引き出しを持っています。
経験と知識が豊富な専門家が手掛けた植物を前にして、様々な話をすることで、植物だけでなく「何か」を持ち帰ることができます。

ハンドメイドの枠にとどまらない表現力を持つ作家を厳選しているため、オンプラでは「クリエーター」と呼んでいます。細部まで作り込まれた作品が並ぶだけでなく、作品を前にクリエーターからこだわりや、制作に纏わるエピソードを直接聞くことができます。
また、各クリエーターは、様々な素材を熟知したうえで制作をしているため、制作過程や苦労した点なども聞くことができ、作品だけでなくその背後にあるクリエーターの想いも一緒に感じていただけます。
植物や生体をモチーフにした作品はもちろん、各クリエーターの個性あふれる多彩な作品に触れることができます。

交配、孵化、そしてお客様へ生体を引き渡すまでの重要なプロセスである「生体の飼育管理」のプロフェッショナルである爬虫類や昆虫等のブリーダーで構成しています。
マニアの方はもちろん、初めて生体を迎え入れる方でも、専門ブリーダーによる経験に基づいた飼育アドバイスや、生体に関する知識を直接受けることで、安心して新たな生体を迎えることができます。
爬虫類などの生体は、本来自然と共に生息していますが、一般的な飼育環境では、その自然の再現性が十分とは言えません。
On the Plantsでは、同じ会場内に植物の専門家が多数いるため、植物の知識がないお客様でも、飼育環境に適した植物の選び方や栽培方法についてアドバイスを受けることができます。これにより、生体にとってより自然に近い環境づくりを目指すことが可能になります。
自然界を構成する様々な「植物」と「生体」と、その自然界に立つ人間の創る「創造物」を見て、
手に触れて体感しながら出店者たちの手がけた「植物」「創造物」「生体」への熱意と正しい知識を直接聞くことで、
様々な情報を習得でき、より深みのある世界へ導かれることになるでしょう。